舞台裏

ボイトレ&ピアノトレ情報です!!参考になるかどうかは不明ですが・・・。

大学の先生へ・・・。

おはようございます。schunです。

今週、運動系の話題が多くって(;^_^A。

申し訳ございません。

ということで、たまには文化系ネタ

書いてみたいと思います。

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schunはこう見えて

実は音楽系大学の声楽科の出身です。

今日は、その辺のお話が

舞い込んだってあたりですかね。

一本の電話が・・・。

先週、ブログを書いていると一本の電話が。

電話の主は、僕の伴奏者さんからでした。

schunは、いつぞや書いた気がしますが
20年くらいお世話になっている伴奏者の方が
いらっしゃいます。

この方には頭が上がらないのですが、

突然、その方から、電話がかかってきました。

 用向きを伺うと・・・。

突然電話がかかってきて、面を食らいましたが
とりあえず、お話を伺うことといたしました。

その伴奏者の方には、

某東京の音楽大学声楽科に在学している

息子さんがおりまして、

その息子さんの発声がなんとかならないか

といった話から切り出されました。

以前その息子さんには、発声方法について
話をしてあげたことがあったんですが、
大学の先生の発声方法と違うらしく、
受け入れてもらえなかったんですよね。

そんなで、僕自身、それ以上教えても
意味ないと判断して、
あたらず、触らずを決めていたんですが・・・。

その息子さんの発声が一向に良くならず、

困っているとのことでお電話をかけられて

きたようです。

話が進んで本題に・・・。

そんな中、伴奏者の方からお話があったのは
schunが以前schunの大学の先生のところへ
レッスン行くときに一緒について行って
発声を相談してみてはどうですか?
と言ったことがあるようで、
伴奏者の息子さんに
schunの先生のレッスンを
受けさせてもらえるよう
話をつないでもらえないでしょうか
とのことでした。

その話を聞いた時にはまいりました(-_-;)。

そろそろ、師匠のところへ行かないとまずいよな
とは思っていたんですが、横浜にお住まいで
コロナで県外移動を自粛している中で
自分自身、行きそびれている状況なんですよね。

さすがに今は行けないよな
ってのが自分自身の率直なところでした。

schunと師匠の関係

実は、師匠は自分の大学時代の
専門の先生ではないんです。(;^_^A

僕が声楽の発声について
めちゃくちゃ悩んでいるときに
手を差し伸べてくれた先生
たまたま、自分の大学で合唱を教えておられた
先生なんですよね。

ただ、声楽科って想像がつくと思いますが、

もとから声がいい人が多い科でして、

もとの声が良ければ発声を勉強する必要は

あまりない感じなんですよね。

なので、大学の先生で

発声を教えられるのはごく少数

なんです。

かくいう、自分の専門の先生もそんな状況で
しかも、僕自身、音楽教育科から、声楽科へ
転科したような感じのため、
発声にはものすごく苦労したんです。

なので、大学時代、大学の中ではさすがに

教われないので、横浜まで出かけて

行って教えてもらっておりました。

 

大学卒業後も、
師匠の夏季、冬季講習を受けるような
静岡の高校生の指導は、
なぜか僕に話が来る感じに
なっておりまして、
大学を卒業して早30年手前くらいに
なっておりますが、
今だに交流がある感じなんですよね。

師匠に電話をしてみると・・・。

そんな状況でとりあえず電話をしてみました。

そうしたところ、師匠から言われたのが

まずは、schunが声を聴いて教えてみて

その様子を把握したうえで電話してくるのが

筋じゃないの????ということ・・・。

確かに・・・。
それはそうなんだけど・・・。

師匠には、
今コロナの関係で、僕は静岡、彼は東京。
僕が師匠のもとへ行けないのと一緒で、
僕が彼を見ることはできないんですよ。

なので、厚かましいとは思いましたが、
お母様もお困りのご様子なので、
お電話をさせていただいた次第です

と、お伝えしたところ、快くお引き受け

いただくこととなりました。

先方的には、

春休み中にレッスンをお願いしたいと

言っておりまして、結局、3月31日

レッスンしていただくことといたしました。

レッスン行く前に手土産を

ということで、急遽決まったレッスン日程。

しかも、

レッスンは4日後というスピード日程。

その辺の日程を伴奏者の方にお伝えし、

行けるかどうかの確認をとりました。

確認をすると「大丈夫です」とのことなので

日程を確定し、師匠にお伝えいたしました。

伴奏者の方には、日程の確認をした際に伺うと
レッスンに
伴奏者の方は同行するつもりとのこと。
このため、無理やりお願いした手前、
伊豆でつくっているワインを持たせて、
レッスンに行ってもらうことにいたしました。

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伊豆には、いろいろと名産がありまして
ビワや山葵、シイタケやアユなど、
名産品には事欠かないんですが、
今回は、多分あまり知られていないかなと思い
ワインにしてみました。

実は、「巨峰」って伊豆が発祥なんですよ(笑)。

レッスン

そんなで、ワインをお持ちいただいて、

レッスンに向かっていただきました。

通常は1時間のレッスンなのですが、
2時間やってくださったようで、
息子さんの悩みを一つずつ回答し、
指導してくださったそうです。

結論からすると

〇大学の先生以外に発声の先生に

別についているようなんですが、

そもそもその先生の発声が全くダメで

その状態では、現在の状態になるのが普通。

その先生はやめた方が良い

とのことでした。

声まで影響が出ているので、

しばらく声を出さずに喉を休めて

それから師匠のところへ来るなら来なさい

とのことだったようです。

伴奏者の方曰く、細かな質問でも全部
答えてくださって、
ホントにわかりやすかった
と言っておられました。

それはそうですよね。

某発声学会の役員の先生ですので。(;^_^A。

ということで、

改善の兆しが見えたレッスンだったようです。

師匠に電話を

翌日、師匠の方へ電話をしてみました。

そうしたところ、

やはり想像していた通りだったとのこと。

日本の発声法は、
欧米に比べ30年は遅れているからね。
発声法がわからないのに、
発声法の看板を出して教えておられる
先生に引っかかった犠牲者ってところかな。
といったお話をされておりました。

まぁ、僕もそんなところだろうなとは

思っておりましたが・・・。

いずれにしても、レッスンを引き受けてもらえたので

良かったです。

最後に、schunもコロナが収まったら、
来なさいよと釘を刺されて
しまいました。(;^_^A。

 発声法は難しい

発声法って、
自分の体をどう使って声を出すか
整理していくことがになります。

この整理を頭の中だけでやっても、うまく行かない。
体で覚えなければいけないんですよね。
そして、体に叩き込まないといけない

僕が見る限り、伴奏者の息子さんは、

頭ですべてを考えている感じでした。

それじゃ、体は覚えていかない

とにかく自然体で、
自分の体と向き合って
自分の体に一番合った発声方法を
見つけられるように
なるといいなと今回の一件で感じました。

 

久々に、音楽系の話で書いてみたら、

これまた3000字弱・・・。(-_-;)。

今週は短い記事にするって言っていたのに・・・。

失礼いたしました。o(_ _ )o

次回は短いはずです(笑)

 

長文、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

それでは、皆さま、

今日も一日頑張りましょうねo(^o^)o。