舞台裏

ボイトレ&ピアノトレ情報です!!参考になるかどうかは不明ですが・・・。

僕の演奏スタイル(ピアノ編1)

今日は、僕のピアノ演奏のスタイルを少しお知らせしましょう。ってたいしたものではありませんよ~~~~~(笑)

ピアノ演奏のスタイルといっても、衣装などの話ではありません。
演奏の話です。

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以前、バッハについては今度書きます。
ヘンレ版とブゾーニ版を照らしてアナリーゼして最近は演奏するようにしています。

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今日は、ロマン派くらいの適用かな。おそらく。
場合によって結構弾き方変わるもので・・・・。すみません。m(__)m。
ただ、現代曲ではないなぁ~。


まずは、楽譜のアナリーゼから入ります。
楽譜をまずは何部かコピーしておいて、最初は、楽譜だけを見てアナリーゼします。メロディーラインが何処かとか、速度はどのくらいかとか、オブリガートや対旋律はないかなどなど。

楽譜に書かれている細かな部分についての分析を行います→これがアナリーゼo(^o^)o

次にだいたい2人の方のCDを聞いて、どのように表現しているかを、1人1部単位で書き込んでおきます。
その3者を照らし合わせて、最終的な楽曲見解を通常使用の楽譜に書いて練習しています。

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ですので、以前練習していたの英雄ポロネーズポリーニさんとアルゲリッチさんの演奏を参考にしながら楽曲分析を行なった代物です。まだ出来ていませんが・・・・。(´Д`;)

次に練習に移ります。
まずメロディーラインをチェック。次にバス系を。そこへ内声をつける感じで最初は実施します。ですので、結構時間がかかる。
たとえばポロネーズの第1段階は、1曲弾くのに25分くらいかかっていました。これで、メロディーラインをどう歌わせるかと低音がそれにどう応えるかを自分なりに検討しています。

 

コレを、しばらく続けていると、時間が短縮されてきます。
時間が短縮されてきたら、もう一度、楽譜を見直します。
結構慣れてくるとミスタッチ系も出てくるのでここでチェックしています。そのため、また少し遅くなる。

 

これがもとの速めのテンポに戻ってきたら、録音段階に移ります。
録音して、どうなっているかを確認。一番チェックするのが、自分で歌っているつもりになっているように実際に歌われているかということ。頭ばかりが、誤作動で「あ~歌ってる。歌ってる。」と思っていないか冷静にチェックします。そこで表現がおかしいと修正します。
ここで、表現的に克服が出来ない場合は、曲自体をお蔵入りにします。

そして、1年くらい置いて、もう一度やり直すというパターンを行なっております。ちなみに結構眠ったりおきたりを繰り返しているのが、熱情3。コレは、現在も睡眠中。そのうちにまた引っ張り出すと思いますが・・・。ちなみにこの間のスケ2もお蔵入り中です。
恐らく2年後くらいにまた引っ張り出すのではないですかね。

 

そんなで、お蔵入り決定がされずに、完成の方向へ近づけるものは、録音作業を続けます。で、ある程度形になれば人様の前で発表したり、レッスンで先生に終了宣言をしたりしています。

僕のスタイルからすると少し話がそれたかもしれませんね。


要は、僕的にはメロディーを重視しますが次に低音の響きを大事にするということです。結構この両者の雰囲気がバランスよく決まるとかっこよいんですよ~。ですのでそんな感じで練習しております。

そして、もうひとつ大事なことが、速度記号については僕は楽譜を中心に採用します。ですので、ピアニストの方によってはかなり早めに弾く傾向がある方がおりますが、たとえば良く僕なんかが時どき目にする、「non troppo allegro」や「nicht zu geschuwind」なんかが出てきた暁には、あまり早くは弾かないようにしています。実際早く弾けないからこんなこと言うんですがね。(笑)
ただ、作曲者があえてこう書いているのですから、その気持ちは汲みたいかなというのが本音です。

という訳で、コレが「あくまでも」「僕の」スタイルです。
他のご見解もたくさんあると思います~。ただ、今日は僕のスタイルを書いてみました。(ピアノ編~~~~終了(^0^)v)