舞台裏

ボイトレ&ピアノトレ情報です!!参考になるかどうかは不明ですが・・・。

夜想曲について

こんばんは。今日も忙しくて(;^_^A。

昨日「明日アップします!!」なんて言いましたので、
夜更新させていただきますね!!

さて、今日は、少し難しい話題です。

正直言ってschunも

あまりよくわかっていない感じのネタで。(;^_^A。

今日の記事については、さすがに

スルーしていただいても構いません。o(_ _ )o。

ノクターン遺作の記事から

先日、ノクターン夜想曲

遺作記事をアップいたしました。

その時の記事はこちらになります。

schunchi.hatenablog.com

この記事を上げたところ、

しゅん (id:motorcycle_station)

さんより、コメントをいただきました。

ノクターン夜想曲)ってなんのこっちゃ?

って感じのコメントでした。

そりゃそうですよね。僕もそう思います(笑)。

正直に申告いたしますと、かなりこの回答って
これだっていう決まりがあるものではないので、
非常にお答えしづらいのですが、
少し調べてみたあたりでご紹介しておきます。

たぶん、ヤママユガ (id:yamamayuga)さんあたりが、

お詳しい気がいたしますが・・・。

ってあえて振ってみる(笑)。

ということで、調べたなりでのご案内となります。

ご了承くださいませ。

性格的小品から説明します

まず、夜想曲ですが、

「性格的小品」の一種でございます。

ということで、性格的小品とは何ぞやと申しますと、

以前書きましたが、

ロマン派及びその周辺の時代に登場した、
自由な発想により作られたピアノの短めの曲(小品)です。

性格小品はとにかくいろいろあります。

〇バラード 〇スケルツォ 〇ワルツ

インテルメッツォ 〇カプリチオ

〇ラプソディー 〇プレリュード

バルカローレ 〇ノクターン 他

みんな性格的小品と言われています。

その性格的小品の一つが

ノクターンとして分類されています。

ノクターン夜想曲)の語源、由来

その中で、ノクターンは、

アイルランド出身のピアニスト

ジョン・フィールド命名したものです。

ウィキペディアによりますとノクターンの語源は、

ラテン語で夜をさすNoxから派生し、修道院などで行われる晩祷のことを示す

とされており、当初は宗教色が強かった語源から始まっています。

またラテン語nocturnusは、形容詞で、
「夜の」とか、「夜に属する」とかという
意味合いも持っています

ということで、宗教的な観点から、最初は、夜の黙想、瞑想などの
意味合いで使われていたものが、
徐々に夜会やサロン文化などと結びついて、
このようなジャンルが形成されていったのではないかと
推測されます。

ノクターンの形式について

曲の構成について

ほぼ、三部形式の曲となります。

つまりAという主旋律があり、そのあとBという主旋律が続き
最後はまたA的な主旋律に戻るものです。

ジョン・フィールドノクターンの音型

ジョン・フィールドノクターンは、
左手がアルペジオ調
①ドミソ→②ミソド→③ソドミ→④ドミソ
みたいな音型の伴奏で、

右手が、歌のようなわかりやすい
主旋律を持ったものとなっていました。

ショパンは、ワルシャワ時代にフィールドの音楽に

接したものと考えられており、

その影響が色濃く出た楽曲として、作品9-1、9-2があります。

特に、9-2がわかりやすいと思いますので、

まずこれをアップしてみますね。

ショパンノクターン作品9-2


www.youtube.com

9-2の楽譜の最初はこんな感じです。

f:id:schunchi2007:20210621200006j:plain

この左手は、
①ミ→②ソミ→③シミソ(シとミはフラットです)
みたいな伴奏の動きをしていて

右手は、
シソーファソファミみたいな動きをしていて、
ちょっと歌的な感じ

これぞ、ジョン・フィールドノクターンの音型といった

感じかと思います。

これもウィキペディアからの受け売りとなりますが、

初期のノクターンは、フィールドの影響が色濃く残されているが、時代が下るに従って作曲技法が深化し、ショパン独特の境地へと発展していく様子がうかがえる。

 この表現が一番適切ではないかなと思います。

まとめ

①語源

ラテン語の「夜の」「夜に属する」といった言葉から来ている

宗教的な瞑想などの意味合いもあり、時代が進むにつれ、

夜会やサロン文化などと結びつき、このジャンルが形成された

と推測される。

②曲の構成

三部形式の楽曲がほとんど。A→B→AもしくはA→B→A'

③曲の音型

初期は、ショパンノクターン9-2のような

右手は歌のような旋律のメロディーラインを持ち合わせ

左手は、アルペジオ的な音型で流れていくもの

ショパンがよりロマンテックに

ショパンはこのノクターンの作曲技法をより深化させ

ショパン独特のノクターンの世界を作り上げた。

こんな感じでしょうかね。

多分、違うところもあると思いますし、
分かりづらいかと思います。

ただ、僕にはこれが精いっぱいかな。(;^_^A。

よろしければ、参考にしてください。

ヤママユガさん!!
補足お待ちしています(笑)。

 

本日は、かなり難しい話題を載せてみました。

最後までお付き合いいただきました皆様、

ありがとうございました!!

ということで、明日の朝の更新はお休みとなります。

皆さま、明日も一日頑張りましょう!!