舞台裏

ボイトレ&ピアノトレ情報です!!参考になるかどうかは不明ですが・・・。

Silent Night

おはようございます。schunです。

今日のタイトルは簡単に。

でも内容は結構複雑で。。。ヽ(´o`;

朝から失礼いたします。m(__)m

schunの舞台裏(練習)の苦労話をご紹介。

バリバリ音楽系の話となります(>人<;)

◼️絶対音感

突然ですが、皆様、この絶対音感という言葉は

お聞きになられたことございますでしょうか?

 

「いろんな音を階名で表現できちゃう人」

を「絶対音感がある」なんて言いますよね。

でも音にもいろんな音があるように

絶対音感にも結構レベルの幅が広くあることは

ご存知ですか?

人それぞれ音感は違いますので

バリバリの絶対音感の持ち主

例えば、洗濯機の回る音や人の会話の音を

楽譜にできちゃう人から、

多少の絶対音感がある方

例えばピアノや楽器の音が分かる程度の方まで

まで様々なんです。

 

ちなみに僕は、後者の方。(^◇^;)

楽器の音までは楽譜にできますが、

さすがに会話や世間に五万とある音の一つ一つの

音が楽譜になっちゃうことはございません。

 

ここでの整理A

schunは楽器の音は楽譜に置き換えられる程度である

 

◼️固定度と移動度

こちらはあまり聞くことはないですかね。

例えば

ハ長調 ドレミファソラシドは、

移動度読みでも固定度読みでも

ドレミファソラシドですが、

ト長調

固定度では ソラシドレミファ#ソ

移動度では ドレミファソラシド 

となります

もっと複雑に(笑)

ロ長調あたりになってくると

固定度 シド#レ#ミファ#ソ#ラ#シ

移動度 ドレミファソラシド となってきます。

 

この移動度読みができる方にも二通りの方がいらっしゃって

移動度で楽譜を読める方

移動度で読み替えてピアノも弾けちゃう方

となります。

読めて弾けちゃうと、

もうDAMのキーコントロールみたいなことが

一つの楽譜さえあればできちゃうんです(笑)

 

で、schunはというと

固定度読みしかできない人ですヽ(´o`;

 

「ファ#はファ#にしか聞こえません!!」

 

ここでの整理B

schunはその音を階名でしか捉えられない。

調性を考慮した読み方はもちろん、弾くこともできない

 

といったところですかね。

ここまでが前置きです。長かった(−_−;)

 

◼️SilentNIght

f:id:schunchi2007:20191207215651j:plain

いよいよタイトルが出てきました(笑)

皆さん、「Silent Night」はご存知ですか?

日本語では、「聖夜」とか「きよしこの夜」

などと呼ばれています。

クリスマスシーズンに定番的にかかるあの曲を

12月21日にやる予定で、

シンセにmidi(伴奏)を録音して

最初はシンセの自動伴奏で

やり始めたのですが、

「よくデパートなどで流れているSilent Night」

なために

後半がかなり表現的に曲調が揺れる、揺れる。

さすがにmidiでは合わせられないと思い、

アメージンググレイス同様、

弾き語りでやることといたしました。

 

曲調の他にも、もう一つ難点が。

結構楽譜の音程が低くって、

楽譜通りでは低音がツライので、

4半音上げることにしました

ド→ミになる感じです。

 

ここでの整理C

schunはSilent Nightを4半音上げて、

弾き語りしようとしている

 

◼️シンセの機能で移調することに

今回、演奏はシンセで行います。

シンセにはトランスポーズ機能

いわゆる調性を変える「移調」

ってやつがついています。

 

schunは整理Bでもまとめた通り、

自分の頭で調性を変えて弾くことはできません

このためシンセについているこの「移調」の機能

を使って弾き語りすることにしました。

これが余計複雑さを加えます(笑)

 

ここでの整理D

schunはシンセの移調機能を使って

弾き語りをする

 

◼️ここまでを一旦整理!

今までの部分で一旦整理します。複雑ですので。

整理A

schunは楽器の音は楽譜に置き換えられる程度である。

整理B

schunはその音を階名でしか捉えられない。

調性を考慮した読み方はもちろん、弾くこともできない

整理C

schunはSilent Nightを4半音上げて、

弾き語りしようとしている

整理D

schunはシンセの移調機能を使って

弾き語りをする

といった形でここまで整理されています。

◼️脳内変換

さぁ、いよいよ複雑怪奇な部分に突入です。

「ここまででも十分複雑?」

「まぁまぁ〜そう仰らずに。。。(笑)」

 

といった形で、昨日からSilent Night

練習を始めました。

最初の調性(変ロ長調)でのピアノの伴奏は15分ほどで

弾けるようにはなりました。

次にシンセで移調(ニ長調)させて弾いてみても

だいぶ違和感はありましたが、集中して弾くことで

弾くことはできました。

 

「なんで違和感?」って思われるかもしれませんね。

 

最初の前奏が元の楽譜では

シ♭ファレファーミ♭ド で弾いているんですが

移調機能で聴こえてくる音

レラファ#ラーソミ って聴こえてくるんですよ

なので

シ♭ファレファーミ♭ド」、シ♭ファレファーミ♭ド

って頭に言い聞かせてなんとか弾けるって感じでした。(笑)

 

運動要素で置き換えてみると

ジムでトレーニングをされている方、

目の前に同じ負荷のトレーニングをかけられている人がいる中

自分のペースを維持する感じ

 

ジョギング中に目の前にもう一人走られている方がいる時

自分のペースを維持できます?(笑)

 

これに先程の弾き語りということで

が前奏の後、加わります

ピアノ  ファーソファーレ ファーソファーレ

聴こえ  ラーシラーファ#   ラーシラーファ#

これに

歌    ラーシラーファ# ラーシラーファ#

の音程で歌う。

弾いていることに頭を集中させているので

当然、音はあまり聞かないようにしている中、

ピアノ  ファーソファーレ ファーソファーレ

に対して 

歌で   ラーシラーファ# ラーシラーファ#

と歌っていく。

脳内変換が限界に来ている感じでした(笑)

◼️まとめ

ピアノ  ファーソファーレ ファーソファーレ

聴こえ  ラーシラーファ#   ラーシラーファ#

に歌で  ラーシラーファ# ラーシラーファ#

で歌っていくのには、

僕の場合、もう少し時間と慣れが必要なようです。

ということで、今日も練習して、早く慣れるように

進めていきます。

 

以上、舞台裏苦労話でございました。

長文&複雑という一番微妙なあたりの記事

にも関わらず、最後までお読みいただき

ありがとうございました!